アシックスは12月25日、同社が世界展開しているカジュアルシューズブランド「オニツカタイガー」で、イタリアのデザイナー、アンドレア・ポンピリオ
氏とコラボレートしたシューズ「MEXICO MID RUNNER DX(メキシコミッドランナー
デラックス)」を、2013年1月上旬から順次発売すると発表した。シューズのソール(中敷き)には、「Onitsuka Tiger ×
ANDOREA POMPILIO」のロゴを表示し、ダブルブランドネームの製品であることを打ち出す。
■ 価格はオニツカタイガーの平均レベル
メーカー希望価格は1万4700円(税込み)。オニツカタイガーブランドの既存のシューズは1万2000~1万6000円前後で売られており、今回の新製品も価格面では平均的だ。
当初は欧州をはじめ世界の「アンドレア・ポンピリオ」ブランド取扱店で発売を開始、2月中旬から日本、欧州、アジア地域の「オニツカタイガー」直営店などに順次販売を広げる。同製品の国内外での売り上げ目標としては1200足を掲げている。
メキシコミッドランナーDXは、オニツカタイガーブランドの定番商品をデザインベースとしており、アシックス製シューズの意匠として知られる、曲線を用いたデザインを靴の側面に配している。
■ 素足も靴下も「透けて」見える
メキシコミッドランナーDXが特徴的なのは、シューズのアッパー(甲被)にメッシュ素材を用い、シューズの中の足が透けて見えることだ。機能性よりも ファッション性を重視した素材であり、「素足で履いてもよいし、ソックスを履いた上から履いて色づかいを楽しんでいただいてもよい」(アシックス)とい う。
■ 価格はオニツカタイガーの平均レベル
メーカー希望価格は1万4700円(税込み)。オニツカタイガーブランドの既存のシューズは1万2000~1万6000円前後で売られており、今回の新製品も価格面では平均的だ。
当初は欧州をはじめ世界の「アンドレア・ポンピリオ」ブランド取扱店で発売を開始、2月中旬から日本、欧州、アジア地域の「オニツカタイガー」直営店などに順次販売を広げる。同製品の国内外での売り上げ目標としては1200足を掲げている。
メキシコミッドランナーDXは、オニツカタイガーブランドの定番商品をデザインベースとしており、アシックス製シューズの意匠として知られる、曲線を用いたデザインを靴の側面に配している。
■ 素足も靴下も「透けて」見える
メキシコミッドランナーDXが特徴的なのは、シューズのアッパー(甲被)にメッシュ素材を用い、シューズの中の足が透けて見えることだ。機能性よりも ファッション性を重視した素材であり、「素足で履いてもよいし、ソックスを履いた上から履いて色づかいを楽しんでいただいてもよい」(アシックス)とい う。
スポーツシューズのイメージが強いアシックスの中でも、オニツカタイガーはもともと、ファッション性を追及
したカジュアルシューズのブランド。これまで
も、皮革や、スエード、サンダルタイプなど、さまざまな素材やデザインで展開されてきたが、今回のメキシコミッドランナーDXのように、目の粗いメッシュ
素材で足も見えるようにしたタイプは初めてという。
アシックスが外部デザイナーとコラボレーションするのは、06年2月に、同じオニツカタイガーのシューズで、大矢寛朗氏と組んで以来、7年ぶり。大矢氏 は鉄腕アトム(アストロボーイ)をモチーフにしたデザインで知られ、このときは、アトムの顔のシルエットを散りばめたデザインだった。
■ 13年秋冬には靴1品番、ウエア25品番を展開へ
今回、アシックスが組んだポンピリオ氏は、1973年、イタリアのペザロ生まれ。建築家の父親、画家の母親、ブティックを経営する祖父という家族環境の中で育ち、8歳でデザイナーになることを決めたという。
「プラダ」「イヴ・サンローラン」などのデザインに携わった後、11年秋冬シーズンに自身のコレクションを発表。11年6月には「ピッティ・ウオモ(年 2回、イタリアのフィレンツェで開催されている世界最大級のメンズファッション見本市)」で、12年春夏コレクション新人デザイナーの最優秀賞を受賞する など、新進デザイナーとして注目度が高まっている。ポンピリオ氏自身がオニツカタイガーのシューズを愛用していることもあって、今回のアシックスとのコラ ボレートが実現した。
コラボ第1号となるメキシコミッドランナーDXは国内外での売り上げ目標が1200足と、アシックスとしてはかなり控えめだが、今回のコラボでただちに 大きな売り上げを追及するよりは、オニツカタイガーのブランドイメージをより向上させる意味合いのほうが大きいと見られる。
アシックスでは早くも13年秋冬シーンに向けて、ポンピリオ氏との新たなコラボ製品を企画中。来年1月8~11日にフィレンツェで開催される「ピッティ・ウオモ」で、シューズ1品番、ウエア25品番を出展するなど、製品ラインナップの充実を図る予定だ。
アシックスが外部デザイナーとコラボレーションするのは、06年2月に、同じオニツカタイガーのシューズで、大矢寛朗氏と組んで以来、7年ぶり。大矢氏 は鉄腕アトム(アストロボーイ)をモチーフにしたデザインで知られ、このときは、アトムの顔のシルエットを散りばめたデザインだった。
■ 13年秋冬には靴1品番、ウエア25品番を展開へ
今回、アシックスが組んだポンピリオ氏は、1973年、イタリアのペザロ生まれ。建築家の父親、画家の母親、ブティックを経営する祖父という家族環境の中で育ち、8歳でデザイナーになることを決めたという。
「プラダ」「イヴ・サンローラン」などのデザインに携わった後、11年秋冬シーズンに自身のコレクションを発表。11年6月には「ピッティ・ウオモ(年 2回、イタリアのフィレンツェで開催されている世界最大級のメンズファッション見本市)」で、12年春夏コレクション新人デザイナーの最優秀賞を受賞する など、新進デザイナーとして注目度が高まっている。ポンピリオ氏自身がオニツカタイガーのシューズを愛用していることもあって、今回のアシックスとのコラ ボレートが実現した。
コラボ第1号となるメキシコミッドランナーDXは国内外での売り上げ目標が1200足と、アシックスとしてはかなり控えめだが、今回のコラボでただちに 大きな売り上げを追及するよりは、オニツカタイガーのブランドイメージをより向上させる意味合いのほうが大きいと見られる。
アシックスでは早くも13年秋冬シーンに向けて、ポンピリオ氏との新たなコラボ製品を企画中。来年1月8~11日にフィレンツェで開催される「ピッティ・ウオモ」で、シューズ1品番、ウエア25品番を出展するなど、製品ラインナップの充実を図る予定だ。
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